ちょっとしか写真撮ってないし特別書くこともないのだけれども、たまにはコード以外にも文字を打たないといけないなということで。
6/5にちょこっとだけ横須賀をお散歩したのでその様子をば。
横須賀はかつて何度も来ており、基本的に日中ぷらぷら写真を撮り歩いたりはしていたのだが、夜ちゃんと来たことがなかった。
今回の用事はそもそも相棒(なっちゃん)の引越しが終わり、新居を見がてらという感じ。
横須賀駅周辺の表通りはいたって普通で、特にカオスな感じもない。
上の天国(てんくに)に関しても看板こそ強そうだが、きっと中は普通の居酒屋なのだろう。
夕飯を求めて幼少から横須賀界隈で幅を利かせてるなっちゃんとフラフラ。
彼が小学生の頃からちょこちょこ通っているという焼き鳥やを教えてもらうことに。
(小学生は一般的に焼き鳥屋に通わないと思う…)
如何にも裏路地、地元民みたいな佇まい。
一見さんは嫌な顔されるタイプの気難しいところに見える。
もう遠くからでも常連が目的の肉のみをハゲタカのように狙いを済ましてピンポイントで食べていってるようにしか見えない。
実際ザーッときてザーッと去っていく様は大都会のサバンナ。
近づいてみると、やっぱりサバンナじゃん。
どう見ても弱肉強食の果てじゃんこれ。
こんなの近づけないよ!ピィぃーー!!って感じ。
生まれてこのかた怪しいお店なんかには近寄ったことすらないので(大嘘)退却も考えたが、小学生の頃から通っていたという男が今日は一緒だ。
怯む理由など無い。
会敵!
なっちゃんから簡単に説明を受ける。
「ここに置いてあるの好きに食う。銀色の入れ物に入れて自分の串をカウント、最後にあのおばちゃんに払う」
シンプルだ。至ってシンプルな仕組みだ。
一本食べる。普通にうまい。
これは正に熟練のなせる技!!!
焼き場にいたおっちゃん達に写真撮っていいかって尋ねると、どうぞどうぞとのことだったので遠慮なく撮影。
まだ記事書いてないけど、フィンランドもオランダも台湾もなんで日本人はわざわざそんなこと聞くのか?っていつも言われる。
彼ら曰く、撮っちゃダメって書いてないなら撮っていいらしい。
フィンランドの友人はお前のそういうところ凄くいいと思うよって言ってたけど、多分何万回も聞かれるお店からしたらいいからさっさと撮って食っていけよ!!って感じなのかも(笑。
そしてこれが熟練の技を見せる焼き職人。
正確無比な串のホールディング、正確な焼き時間。
何千本と焼いても狂わぬ仕上がり。
正に職人。
会計係のおばちゃんがこっち来なよ!こっちから撮った方が面白いから!といってタレ付を近くで撮らせてもらった。
さっきの写真にもあったが、全部80円なのでこれなら確かに学校帰りの小学生が2,3本買い食いしていくにもちょうど良さそうだ。
駄菓子よりかははるかにカロリー高そうだが、少年少女時代は走り回るのが通常の移動手段なので問題あるまい。
普通に裏路地なので、溜まられると邪魔になったりするのを懸念して店先での飲酒・喫煙はNGとのこと。
この焼き場の隣は普通にお店になっていて超満員だった。
焼き加減がどうとかは一旦置いておいて、鶏肉自体に鳥の甘みがしっかり感じられる新鮮なものだったのでお店で飲みながら食べたら間違いなく美味しいだろう。
この日は4,5本食べてオープンテラスのイタリアンでビールとピザを食べて帰った。
ちっさいぷらぷらだったが、たまにはこういうのもアリかも。