山口県です!
そうです…ふぐです!!!
河豚です!!!!!
正直今まで4,5回しかふぐ料理としては食べはいないのではないでしょうか。。。
そりゃ個人経営の居酒屋さんなんかでフグの唐揚げとかは食べますよ。
でもフグのコースって言ったらそう食べる機会がないんですよね。
お呼ばれしました。
弊社がいつもお世話になっているデザイン会社さんの37Designさん(株式会社37Design)からお声をかけていただきまして、
遥々山口県まで “本物の河豚”とやらを食べることに。
直前に(ブログ未記載)仙台は松島に行っており、そこでも実は簡単なふぐ料理を一回食べていたもんで、
どのくらい違うもんなのかな…っていう実験心が強かったことを白状しておきます(笑。
というわけで、そんな河豚ナイトの写真をば。
まずは小手調べの前菜。
そもそも仕事が丁寧で、多分ここは何が出てきても美味しいんだろうな….と。
胸が期待でフグのように膨らんでいく。
続きまして、王道、てっさ。
もうね、死ぬほどうまい。
大体この量が一人一人前づつ出てくる時点でどうかしてる。
どうかしてるほどの甘味と歯応え、香り。
そう、そもそもテッサでこんなに明確に香りを感じたの初めて。
乾杯のビールの後は、お店が料理にあわせていろんな日本酒を出してくれました。
地元岩国で有名な金雀を頂く。
超絶飲みやすいのに、香りしっかり切れ味スッキリ。
てっさにアホほど合う。
フグの刺身の香りを邪魔しないで春の微風を予感させるような流れる感じ。
うまい。
次は焼き物。
山菜の香ばしさとフグの皮目の香ばしさが山賊と海賊のボーイミーツガール状態。
レモンかけても確かに美味しいけど、個人的にはフグの甘みがそのまま生きてくるかけないのが好きだった。
この辺からはちゃんとしたふぐ料理やじゃないとそう出てこない。
フグの卵巣ももちろん基本はテトロドトキシンを含有しているので食べられないが、糠漬けにすることで詳しいことはわからないが解毒される、そしてうまい
ということで今も食べられている。
カラスミに近い雰囲気だけど、どっちが日本酒に合うかって言われたら断然こっち。
死ぬまで食ってたい。
そしてやってまいりました。
フグの白子。
今まで鱈の白子くらいしか食べたことないシャバ増だったので、苦手だったらどうしようって怯んでた。
実際はもうね、そんなことを考えた自分を出家させたいくらいの美味しさ。
皮目は皮としての歯ごたえを残しつつ、中はとろーりクリーミー。
熱々のクリームと潮の香りと香ばしい香りが口中を満たしていく幸福。
こんなうまいものが世の中にあるなんて….
そしてこのタイミングでひれ酒。
熱々の状態で酒分が飛んでいく香りをよそにもう少し白子をいただく。
ちょうど良い熱さになってきたところでひれ酒を。
最早五感は関門海峡を揺蕩っていると言っても過言ではない。
過言ではないのである。
めちゃくちゃうまい。
一生飲める。
そして焼き牡蠣。
I am 牡蠣苦手
なぜなら子供の頃無理やり食べさせられて….
大人になってからカキフライ以外は割と美味しく食べられるようになって、生牡蠣に至っては非常に美味しいと思えるようになってきた。
その辺で食べる牡蠣はやっぱり苦手は苦手で、このお店との決定的な違いは臭みだった。
もうなんなら爽やかな香りなの。
磯臭くて苦味があるのが牡蠣だと思ってたから大変申し訳ない。
こんなに美味しいなら仙台行った時も牡蠣食べておけばよかった。。。
確か2キロ近いフグをこの日は人数分用意してくれていて、そっから現れたフグの鍋。
いちいちでかい。
出汁の香りがすごい。
何かでもらったフグ茶漬けの素ってなんだったんだろうって感じになる。
そしてその隙に出されるフグの唐揚げ。
松島で食べたふぐ vs 山口県のふぐ
結果山口県の勝利。
書いてて思い出したんだけど、年末ごろにお客さんの接待でふぐ料理食べに一旦だった。
年末のふぐ << 仙台のふぐ <<<< 山口のふぐ
ただし、仙台のふぐと山口のふぐは味の方向性が違うな...と感じた。
仙台のは健康的なスポーツガール、山口のは成績優秀お嬢様
みたいな感じの方向性の違い。
でもこの日はどう考えても山口のふぐの圧勝だった。
うまかった。。。。
この辺で提供いただいたのが、こちらわかむすめ。
すっきりサッパリ系で、唐揚げとの相性最高。
美味しかったのでよく覚えている。
(あれ、ふぐなべ撮り忘れてるな…)
そして茶碗蒸し。
火入れ加減今までで一番だって感じた。
出汁の香り卵のコク、フグのあまみ。
全てがうまい。
どうしようもない。毎食食べたい。
後半戦になって地元でしか出回らないと言われる金雀飛翔。
めちゃくちゃうまい。
以前機会があって飲ませてもらった宝酒造さんのコンテスト用のやつに非常に近しいな…ってイメージだった。
これは毎晩飲みたい。(お高い)
締めのデザート!!
これも丁寧な手作り。
すっきりサッパリ!!
そんなわけで
翌日は写真撮りにいくのでひと足さきにお暇させていただき、誰もいない岩国の夜道を一人漫ろ歩く。
また明日!!